スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2013.10.29 Tuesday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

透明な竜の飼い主について

*



初めまして。
今日、「題詠blog2013」参加用に、このブログを借りました。
よろしくお願いいたします。





軽く自己紹介をします。

私は、詩や豆本を作るのが好きな人です。
近年は諸事情によりいろいろお休みしてますが、
ちょっとずづ復帰し始めているところです。

詩以外にも、短歌や超短編小説、俳句などを作るのも好きです。




豆本というのは、7.6cm以内の小さな本の事です。
洋本や和本やいろいろな種類の物をつくってきました。

写真は、以前に作った豆本のひとつ、『透明な竜を飼っている』です。
ハードカバーの上製本で、内容は詩集です。





完売の為、在庫はすでにありません。
現在製本はお休みしているので、再版の予定もありません。





サイドバー(このブログの左側か右側)に、
私がちょっとだけ参加させていただいた書籍をふたつだけ、
自己紹介として載せておきました。

超短編小説集と、豆本の作り方の本です。
興味のある方はご覧ください。





最後に、古い作品ですが、詩を紹介して自己紹介を終わります。

ブログのタイトルの一部は、この詩からとりました。





「透明な竜を飼っている」



動かないで
うっかり逆鱗に触れないよう
紅を差してあげる

私の部屋に浮かび揺れる
赤い花びらに
首を傾げる友達

透明な竜を飼っている
躾はいいほうだ

私の帰りが遅いと寂しがり
スペルを唱えてしまうから
部屋に戻るなりしっかりと
見えない彼を抱きしめる
ひとりにしてごめんねと
透明な彼に焦点を合わせて見つめる
満足そうにクウと喉を鳴らすまで
ざらざらと鱗を撫で続ける

時々飛びたがる
深夜を待って私達は空へ
逆鱗に触れないように彼の背に乗り
透明な体越しの地上の星座を見下ろす

名前はない
呼んだらきっと消えてしまう
幻想や錯覚との違いは解らないが
確かに感情が宿り
愛情もまた

今夜も楽しかったでしょう?
と、彼がご褒美をねだって翼を捩る風
楽しかったよ、と見えない首筋を撫でる
彼からは頬に冷たいキス
少し頬が濡れた





(「詩学」2004年7月号掲載 )





*

スポンサーサイト

  • 2013.10.29 Tuesday
  • -
  • 17:18
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

関連する記事
コメント
「透明な竜」というイメージが浮かんだので、同じことを考えた人がいないか検索したら、貴女のブログがヒットしました。貴女の詩も若い女性の詩としてとても優れていると思いました。けれど、なぜ、「透明な竜」なのか、いつ、それと出会ったのか、あるいは着想されたのか分かりませんでした。支障なければ教えてください。
  • 南木隆治 (みなきたかはる)
  • 2014/03/15 11:14 AM
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

selected entries

archives

recent comment

recommend

豆本づくりのいろは
豆本づくりのいろは (JUGEMレビュー »)
赤井 都
私の作った豆本『猫街』が紹介されています。

recommend

超短編の世界 Vol.3
超短編の世界 Vol.3 (JUGEMレビュー »)

私が書いた超短編小説が一篇だけ載っています。

links

profile

書いた記事数:103 最後に更新した日:2013/10/29

search this site.

others

mobile

qrcode

sponsored links